勝山織物レポート Final
2010年08月30日(月) | イベント&お知らせ, 新商品, 日記 | 川端 美穂
織っている間、生地は裏が表になっています。
なので、織師さんたちは、柄がきちんと織れているのか、手鏡を駆使して確認されていました。
そして、織り上がった帯は、表と裏をひっくり返して、初めて私たちが目にする帯の姿になります。

見本の生地で、ひっくり返すのを体験中^^
ふぅ・・・
ここまで、お付き合い下さったみなさま、ありがとうございます!!
お疲れさまでしたm(_ _;)m
あまりにも大興奮で、伝えたいことが多くて、超大作になってしまいました(^-^;)
少しでも、勝山織物サンのすごさが伝わってれば…と願います☆
勝山織物サンのHPはコチラから、どうぞ^^
トップページの画像を見ていると、糸の美しさに見とれてしまいました♪
さて、今回は、帯ができるまでのレポートをお届けして、
商品のご紹介はできなかったんですが…
それは、ぜひ! 実物を見に来ていただきたいのです。
私のボキャブラリーでは、とても良さを伝えきれませんので…
勝山織物サンは、いわゆる『西陣織』っていう感じの礼装の帯ではなく(もちろん、そういう帯もありますが)
オシャレで使える帯を中心に作られています。
一味違ったハイセンスな手織りの西陣織をご覧いただけます!!
そして実際に手にとって、その生地のしなやかさと、キュッキュッという絹の音を体感してみて下さい♪
そんな勝山織物の帯が見られるのは、
来週9月10日(金)~12日(日)、ワコン姫路店にて開催の社長勇退セールです。
お見逃しなく!!
勝山織物レポート5
2010年08月30日(月) | イベント&お知らせ, 新商品, 日記 | 川端 美穂
これは、『引き箔』の使用前の姿です。三椏(みつまた)の和紙に金箔が塗ってあり、1mmよりももっと細く切られています。

作りたい帯のイメージによって、塗るものは、漆だったり、銀だったり、金でももっとマットな色のものっだったり、いろいろだそうです。
これを一本一本横糸と一緒に織っていきます。
ちなみに三椏の和紙は、紙幣の材料となる紙だそうです。そう言われると、硬さや薄さのイメージが湧きますよね^^
一緒に写っているのは、全体に引き箔を使った錦地の帯。
全体に引き箔を使うことで、光沢と張りが出ます。柄もステキですね☆
そして、手織りの良いところは、必要なところに必要な分だけ色糸(横糸)を入れて織っていくこと。

そのため、軽くて、かさの低い、やわらかな生地ができるのです。
しかも、織る時に糸をピンと張らずに、縦糸のテンションに余裕を持って織っていくため、
出来上がった生地は、バイアスに引っ張っても大丈夫!!
体の動きに添うので、結びやすく、着崩れしにくい帯になるんです!!
シワになっても、手ですっと撫でると、手のぬくもりで、ほとんどのシワが元に戻ります。
夢のようですね(≧∀≦)
勝山織物レポート4
2010年08月30日(月) | イベント&お知らせ, 新商品, 日記 | 川端 美穂
次は、機織りに欠かせない道具たちをご紹介いたします。
これは、杼(シャトル)です。

先程、糸巻きの段階で工房長さんが職人技を披露して下さったものですね^^
これは、通称『タイムマシン』。それぐらい革新的な機械ということだそうです。

機(はた)に縦糸をつなぐための機械です。
以前までは、一本一本手作業でつながなければならなかった縦糸も、このタイムマシンなら、
4,000本をなんと30分でやってくれるそうです!!まさに、文明の利器ですね^^
そして、これが、『紋紙(もんがみ)』。とても重要です。

図案をデータ化したもので、空けられた穴の位置によって、どの糸を通すかということを示しています。
これを、ズラーっと連ねたものを機の上部に掛け、がっしゃんがっしゃんと進めることによって、
この穴に必要な糸の針だけが引っかかり、柄が出来上がっていきます。

すごいですね! 壮観です。
ただ、この紋紙を作る彫師さんも、もう1~2人しかいなく、もとの紙自体も取り扱うところがほとんどなくなってきているそうです…。
そんな中で、昔ながらの手織りを続けていくのは、本当に大変なことですよね。
最近の西陣織で主流となっている織機では、このデータをフロッピーディスクに入力して、自動で柄が読み取られるようになっています。
が、フロッピーディスクも、一般ではもうほとんど使われていない、生産されていないため、次世代の機械の開発も必要だそうです。
西陣織の技術は、いろんな方の努力や想いで守られているんですね。ずっと続いていってほしいです☆
勝山織物レポート3
2010年08月30日(月) | イベント&お知らせ, 新商品, 日記 | 川端 美穂
工房内は、心地よいリズミカルな機(はた)の音と、外と同じ夏の熱気で満たされていました。

夏の冷房も、冬の暖房もなし。
汗かきのカワバタは、あっという間に汗だくでした…。
そんな中で、織師さんたちは、毎日作業して、素敵な帯を作られています。
工房内の床は、機の下だけ床板がありません。

帯を織る上で欠かせない重要な物、それは、湿気。
なので、地面の土の上に機を置き、土からの湿気を受けて、機織りをされているのです。
今の時期は、湿気が多いために、土の上に新聞紙を敷いて、調湿されているそうです。
除湿機や加湿器のある時代に……まさに、昔ながらですね^^
近くで覗き込んで見ていても、「今何をどうしたの?」っていうくらいの早業で、作業が進んでいきますが、

織師さんたちは、みなさん、とても気さくで、手を止めて一つ一つ親切に説明して下さいました^^
暑い中、お忙しい中、本当に感謝です☆
勝山織物レポート2
2010年08月30日(月) | イベント&お知らせ, 新商品, 日記 | 川端 美穂
まずは、糸を用意するところから。
西陣織はもともと完全分業制ですが
勝山織物サンでは、長野県飯島町に桑畑をお持ちで養蚕から自社でされています。
そうして作られた絹糸は、その良質さが認められ、博物館の展示品の修復作業などにも使われているそうです!!
その糸を、「わく」に巻き取っていくところから見せていただきました。

工房長さんの特技の一つで、これを手動で目にもとまらぬ速さでクルクルクルクルクルクル…
さすが!! 職人技です!!
そして、今度は横糸用に杼(ひ)に巻き取っていきます。

これまた、工房長さんは、目にもとまらぬ速さでシャーっっと。
スタッフも挑戦させていただきましたが、
右手は回しながら……左手で糸が均等に巻かれるように調整してっと……難しいデス
これまた、やはり、職人技!!
さあ、次はいよいよ機織りの現場に突入です(≧∀≦)ノGO!
勝山織物レポート1
2010年08月30日(月) | イベント&お知らせ, 新商品, 日記 | 川端 美穂
来週に迫りました社長勇退セール
今回、目玉商品として、ワコンでも初めてお取り扱いさせていただく勝山織物サンの帯
今ではほとんど織機による生産が中心となっている西陣織の世界で
昔ながらの手織り製法を続けておられる勝山織物サン
先日スタッフみんなで見学させていただきました。
京都駅から車で約1時間…そこには、山と田んぼののどかな風景が広がっていました。

工房の前の小川(用水路?)には、小さな魚やどじょうの姿が。
「あっ!おった!?」はしゃぐスタッフたち
水がきれいなんですね~^^
こんな素敵な所で作られている帯…期待が高まります♥
気になる工房の中の様子は、次回につづく。